歯を抜く一番の原因となるのは、歯周病です。
平均的に60歳以上の方で5本ほど歯を抜いています。
歯周病でお悩みの方の多くは歯を抜くと言われたことがあるのかと思います。
歯周病は年とともに進行するので、年だからしょうがないと思っていませんか?
口臭、歯槽膿漏、歯茎の炎症、歯の膿などの問題はありませんか?
歯周病は治ります。
それは、歯周病が細菌の感染によっておこるものだらか、細菌をしっかりと取り除き、再度増殖しないようにすれば良いのです。
ただ、進行してしまった歯周病をしっかりと治療し、再発しないように治療するためには、ただ歯石を取るだけではいけません。完全に歯石を取ること、そして細菌の増殖する環境となる歯周ポケットをなくすことが必要になります。
そのための方法として、歯周外科、歯の固定、矯正、インプラントが必要になる場合もあります。
しっかりと長持ちする治療をご希望のかたは、まず無料カウンセリングにお越しください。
歯周病は重度になると治療期間がかかります。
お忙しい方や、遠くからお越しの方などいろいろご事情がおありと思います。あなたに合った治療プランを立てる必要があります。
途中で終わると、またいっそう悪くなってしまうので、無理のない治療プランを立てる必要があります。
歯周病のメンテナンスを歯科医院で行っている方は年々増えているようです。ただ、しっかりとメンテナンスできているかどうかは疑問です。メンテナンスでは、定期的にレントゲンの撮影と歯周病のポケット検査が必要です。
写真の患者様もかかりつけの医院があり、メンテナンスをされていたということですが、歯ぐきの中にとても大きな歯石が残っており、また全体的に歯周病が重度に進行していました。
歯周病の治療は歯茎の中の歯石をしっかりと取り除き、長期的には歯茎の中に歯石が付着してないか確認してもし万が一歯石があれば取り除くことが必要です。
写真のように、インプラントの専門の医院でインプラントの治療はしたけど、歯周病の治療をしていないという方は、お早めに歯周病の治療をされる事をお勧めします.
例えばこの方の場合、かなり重度の歯周病のため、周囲のインプラントの歯茎が腫れた感じに下がってきてしまっています.
また、噛み合わせも悪くなっていますので、インプラントや歯に負担がかかってしまっています.
まずは、歯周病の治療を行い、歯茎を引き締めていきます.
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分
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歯周病治療の問題点に関してそれぞれのトピックスに分けて紹介いたします。リンクをクリックしてご覧ください。
歯周病治療はまず、歯ブラシの使い方を正しく使用できるようになっていただく所から始めます.歯茎が腫れていると歯石を取るのに大量に出血してしまい歯石が上手く取れません。まずは歯ブラシをしっかりできるようになる事が、今後の歯周病治療の成果に影響します.
歯を支える顎の骨が吸収してしまっている方の場合は、写真のように炎症が引くと、歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができてきます.顎の骨の吸収が重度な場合はさらに下がってしまう事もあります.
歯の根っこと根っこの間の距離が無い場合、歯周病の進行が進みやすく、進行すると再生治療などの外科処置が困難となります.
そのため、歯並びが重なっている場合は、矯正治療を行い歯と歯の間の距離ができてから歯周外科治療を行う場合もあります.
歯周病は通常はお痛みが出にくい病気です。自覚症状が無い分重度に進行するまで放置される傾向があります。
歯茎の中の方がうずく場合,また、歯石を取った後に歯茎の中が痛む場合は特に重度の歯周病の場合に多く起きます。歯茎の中の方から痛みが続くケースでは、歯茎の中の歯石をしっかりと取り除き、炎症を抑えるとお痛みは解消するケースがほとんどです。
歯周病の痛みのページ
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歯ぐきの再生療法は、下がってしまった歯茎を元の状態に近づけ、再度歯茎が下がることを予防する方法です。
日本人は、遺伝的に歯茎や歯の周りを支えている歯槽骨という骨が薄いことが多く、年齢とともに歯茎がやせて歯が長く見えるようになってしまうことがよくあります。歯茎から歯の根っこの膨らみを感じる程あごの骨が薄い方も良くいらっしゃいます。
特に、強く歯ブラシをされる方、歯ぎしり・くいしばりをされる方、成人になって矯正をされた方などに歯茎が減ってしまう方が多いと感じます。
そんなやせてしまった歯茎を歯茎の移植と歯根膜を誘導する材料を使用することによって、再生させることができます。
歯茎がやせる原因は、歯周病以外にも遺伝的に歯茎が薄い・支える骨が薄い、歯ブラシの力が強すぎる、歯ぎしりなど歯に力がかかることがあるなどがあげられます。
そのため、まずは歯茎がやせてしまった原因を確認することが重要になります。
歯ブラシをじゃんけんのグーで握っている方は今日から鉛筆握りに変えましょう。また、歯ブラシは普通か柔らかいものにしましょう。
硬い毛先の歯ブラシの使用や、強く歯茎を磨いてしまっている、合わない歯間ブラシを無理やり使用している方は、今日から気を付けてください。
電動の歯ブラシを使用するときも柔らかい毛先のブラシを使用してください。
歯ぎしりをされる方はナイトガードを使ってください。
そして、歯茎の根っこが出てしまった方は、歯の根っこが削れてしまう前に再生治療をされた方が良いでしょう。歯茎の根っこは虫歯にもなりやすいので、要注意です。
再生治療のご相談はメールをしていただくか、無料カウンセリングにお越しください。
歯茎の再生治療を希望される方はただいま無料カウンセリングを行っております。無料カウンセリングは御予約制とさせていただいております。ご予約をお取りいただいた上でご来院ください。
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歯周病が進行してしまった方の歯茎は下がってしまいますが、歯茎の再生治療ができるかは骨の状態によります。
歯周病で下がってしまった歯茎を少しでも回復させたいという方もいらっしゃるとは思いますが、注意が必要です。
それは、歯周病で歯と歯の間の骨が下がってしまった場合は、歯茎の再生治療が限定的になります。
歯茎の再生治療と合わせて歯周病の治療や骨の再生治療をされることをお勧めしております。
お写真の方は、歯周病で歯を支える骨が中程度になくなってしまいました。下の前歯の歯茎が下がっているのを気にされています。
このように歯周病が進行して顎の骨がなくなってしまった場合、歯茎の再生治療を行っても歯茎の回復は限定的になります。歯と歯の間の歯茎の位置を超えて表側の歯茎を回復することはできません。
治療後の状態です。下の前歯6本の歯茎の移植を伴う再生治療を行いました。
お写真のケースでは、下の前歯の歯茎の厚みが増し、数ミリの露出した根っこを歯茎で覆うことが出来ました。歯と歯の間の歯茎に関しましてはあまり変化しません。隙間がきになる場合はダイレクトボンド法で隙間を埋めます。
このケースのように歯周病で歯と歯の間の骨が無くなってしまうと完全に元の状態に戻すような歯茎の再生治療は難しくなります。ただ、歯茎の厚みを増すことで、将来的に予想される歯茎の退縮を予防することができます。
歯茎の再生治療の詳しい内容は下記のリンクページに記載されています。クリックしてご覧ください。
外科的な方法で歯石をおとりした場合は、必ず抗生剤をお飲みいただいております.やはり、炎症を起こしている部分の歯石には細菌が大量に付着していると考えられるため、炎症部の毛細血管を通して体内に菌が入り込むと考えられるからです.
同様に、通常の歯石取りでも炎症がある部分の歯石を麻酔して取る場合は抗生物質を飲んでいただく事があります.場合によっては歯石をお取りした後軽度の発熱をする事もありますので、抗生剤は使用した方が良いと考えております.
歯周病のページ
抗生剤に対するアレルギーのある方は必ずお申し出ください。
アレルギーのある抗生剤とは別の種類の抗生剤を使用させていただきます。
また、治療前に細菌検査で歯周病菌が多い場合は歯周内科療法で細菌の数を減らしてから歯周病の外科治療を行うこともあります。
歯周内科治療のページも併せてごらんください。
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歯茎が下がると虫歯になりやすくなることってご存知でしょうか?
歯ぐきが下がって歯の根っこが露出することが有ります。
歯の根っこが露出してしまった部分は、セメント質と言って歯の酸に弱い部分ですので、虫歯になりやすいところになります。
今回紹介させて頂くケースは、矯正治療後に歯ぐきが下がってしまって、下がった歯ぐきの部分が虫歯になってしまったケースです。
こう言ったケースでは、歯ぐきの再生治療の前か後に虫歯の治療を合わせて行うことになります。
お写真では、上下の奥歯の歯茎が2〜3ミリ下がってしまっています。
歯茎が退縮して根っこが露出しています。下の歯の歯茎に関しては、一部根っこに虫歯ができています。
虫歯は取り除く必要がありますが、露出した歯の根っこは一般的なレジンという詰め物を詰める治療をするより、虫歯を取り除いた後、露出した根っこを歯茎の再生治療を行うことで歯茎で覆うことも可能です。
露出した根っこを歯茎の再生治療で覆うことで歯の根っこが酸にさらされにくくなり虫歯になりにくくなります。
治療後の状態です。
上下の歯茎を歯茎の再生治療で覆っています。歯茎の位置が変わり、歯の長さが変わったのがわかりますか?2〜3ミリ歯茎が下がってしまっていたのを歯茎の再生治療で歯茎を回復させることができました。
歯の上の虫歯に関しましては、歯茎の再生治療後に虫歯治療を行う必要がありますが、歯の根っこの部分は今後虫歯の予防ができます。
歯茎の再生治療に関しましては、下記のリンクページをクリックしてご覧ください。
お写真を見ていただいてわかるように歯茎が回復しております。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。お写真では、画面上下奥歯6本の再生治療を行っております。
歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。このケースでは、歯茎の再生治療15万4千円(税込み)かかりました。
また、歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。症例数をなるべくたくさん掲載しておりますので、いろいろなケースをご覧ください。
神田ふくしま歯科では、治療のために、歯茎を切る処置をすることがあります。場合によっては、1か月の歯ブラシをしないでいただいております。歯茎の状況を見ながら歯ブラシのご案内をいたします。
特に注意するケース
は、特に気を付けていただいております。歯茎がしっかりとくっついてから歯ブラシをしていただきます。歯ブラシをしない間は薬用成分の入ったうがい薬で軽くうがいをしていただきます。
外科処置を行った後はご来院いただき、病院にて歯のクリーニングを行います。ご自身で磨いて歯茎を傷つけないようにしていただいたうえで、病院では細かい部分の汚れをお取りいたします。
また、歯ブラシと同時に硬い尖ったものを噛まないように注意していただいております。オペ後の歯茎は柔らかいためとがったものが歯茎に刺さってしまうことが考えられます。おせんべいやポテトチップスなど尖ったものは召し上がらないようになさってください。
歯周外科に関する事は下記のリンクページにまとめております.ご興味のある方は下記のリンクページをクリックしてご覧ください.
また、歯周外科を希望される方は無料カウンセリングを行っておりますのでご利用ください.無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積もりのお渡しを行います.
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犬歯の長さが長くなって来たと感じていませんか?
犬歯の歯茎は下がりやすい部分の一つです。歯茎が大きく下がってしまう前に歯茎の再生治療で、歯茎の退縮の予防をしませんか?
軽度の歯茎退縮は完全に元の状態に戻せるケースがほとんどです。また、将来的に歯茎が下がってしまう事も予防できます。
お写真では、少し犬歯の歯茎が下がり始めています。約2ミリほどの歯茎の退縮が起こってしまっています。
放置して経過を見るというのも一つの方法ですが、お写真の方のように薄い歯茎の場合は、歯茎が徐々に下がってしまう可能性が比較的高いと判断されます。
歯茎が下がってしまうと、歯茎の内部にある歯を支える歯槽骨もなくなってしまいますので、歯茎が下がってしまう前に歯茎を回復させることをお勧めしております。
歯茎の回復はこういった薄い歯茎の場合、歯茎の移植を伴う方法で歯茎の再生を行います。
犬歯を含めて前歯の歯茎の位置が元に戻ったのがわかるでしょうか?
歯茎の再生治療を行なった、上の前歯・犬歯の歯の長さが短くなっているのがわかるかと思います。
歯茎の再生治療は、歯茎の位置を自由に移動させる方法ではなく、このケースのように、本来あった位置に戻す方法です。
最近歯茎が下がっているのが気になるという方の中には矯正治療を行われた方が多いです。
矯正治療後に歯ぐきが下がってしまうことがあります。
全体的に歯茎が下がってしまって気になるという方も多いのですが、特に、下の前歯のあごの骨は薄いため、歯ぐきが下がりやすい部位です。
今回は、矯正治療後に歯ぐきが下がってしまったところに、歯茎の再生治療を行って歯茎を回復したケースのご紹介です。
お写真のケースですが、以前に歯を上下4本の歯を抜いて矯正治療を行なって、最近歯茎が下がってしまったのが気になるようになってきたというご相談です。
よくみていただくと、下の歯の方が上の歯より歯茎が下がってしまっているようです。下の歯に関しましては、奥歯をふくめて全体的に歯茎が下がってしまっています。大きいところで4ミリほど歯茎が下がってしまっています。
歯茎の再生治療では、下がって露出した歯の根っこを覆います。
お写真では、下の前歯6本の歯茎の再生治療を行なっております。
このケースでの歯茎の再生治療は、結合組織移植術といって、上顎の裏側の皮膚の内部の組織を採取して、歯茎が下がってしまっている部分に移植をする方法を取っています。歯茎の厚みが薄い場合は歯茎の厚みを増やすためにこの方法を行います。歯茎の厚みがある方は移植は必要ありません。
ただ、単に歯茎を移植するだけでなく、歯茎の位置を回復させる必要がありますので、下がってしまった歯茎を歯の根っこを覆ういちに戻す処置を合わせて行います。
歯茎の位置を戻す方法はいろいろな術式がありますので、歯茎の状態に合わせた方法で歯茎の位置を戻します。
再生治療では、通常6本分の処置を行うことをお勧めしております。それ以上の本数を1回で行う際には10本程まで1回に行うことができますが、腫れやお痛みが出やすいので、6本までをお勧めしております。
このケースでは、前歯6本の歯茎の再生治療を行い、奥歯の歯茎に関しては3ヶ月待って改めて移植をすることが可能です。
歯茎の再生治療の症例が多く記載させていただいているページは下記のリンクページになります。クリックしてご覧ください。
歯を抜かずに矯正治療をする場合がありますが、あごの骨の幅がない場合は歯ぐきが下がってしまうことが有ります。
そんな場合も、歯茎の再生治療は有効な方法です。
全体的に歯ぐきが下がってしまった場合、2回に分けて10本ずつご自身の歯茎を移植して歯茎の再生を行います。
今回は、全体的に前歯から奥歯までの歯茎が下がってしまった方の歯茎を再生させたケースのご紹介です。
前歯から奥歯にかけて全体的に歯茎が下がってしまっています。1回に行える歯茎の再生治療は約10本となります。そのため、全体的に歯茎の再生治療を行う場合は、ご自身の歯茎を2回に分けて移植を行います。間隔は3ヶ月開けて行います。
あなたが歯周病にかかって、歯の見た目が悪いのを気にされている場合の審美歯科治療
歯周病にかかってしまった方は、体験されていると思いますが、歯周病が進行した前歯は治療後も見た目がわるくなってしまいます。
歯の間に隙間ができ、歯並びがわるくなってしまっているのではないでしょうか。
歯周病治療の目標として、単に歯周病菌を除去するだけでなく、歯周病で吸収した骨を再生させ、また、歯が揺れないように固定することで、歯周病の将来的な予防をすることができるようになります。
歯周病が進行して歯が揺れてしまっている方の審美歯科は前歯を綺麗にしながら、連結して固定する方法をとります。オールセラミックの連結固定という方法で見た目も合わせて改善します。
歯周病が進行して、歯の間に隙間ができまた、歯が揺れてしまっています。
歯と歯の間の骨がなくなり始めています。
骨の再生治療を行い6ヶ月の経過を見ている状態。
最近、別の歯科医院でメンテナンスをしているけど歯周病が進行してしまっていると言う方のご来院が増えています.これは、歯科医院の構造的な問題によるものだと考えております.
多くの歯科医院に取って歯周病治療は治すものではなく、経過を見るものになっています。衛生士さんが少し時間を取って超音波器具で歯石を取るくらいならまだよい方で、衛生士さんがいない病院も多く存在します。歯周病が悪くなったら歯を抜いてインプラントや入れ歯にしましょうという病院が非常に多いのが現状だと思います。
歯周病治療は歯茎の中の歯石を完全に取り除き、患者さんの歯ブラシが適正で再度歯茎の中に歯石がつかない状態にしないと治りません。
多くの歯科医院では、歯茎の中深くについてしまった歯石を歯科衛生士さんががんばって取るだけで、実際に目で歯石の取り残しを確認していません。歯茎の中の歯石をしっかりと見ながら取るには歯茎を切って開いて拡大鏡で見ながら取る必要があります。
深い歯周病の歯茎の中の歯石は歯茎を切らずに行うと半分以上の歯石を取り残すことが報告されています。実際目で見ないで歯石を取ることはかなり難度の高く正確性の低い治療となります。
また、神田ふくしま歯科では歯周病菌を詳しく検査するために細菌検査を行っております.細菌検査でしっかりと歯周病菌の量、種類を確認する事で歯周病のリスクをしっかりと確認する事が可能になります.歯周病の方は細菌検査は定期的に行う事をお勧めしております.
歯周病治療の総合的なページは下記のリンクページとなります.歯周病治療をお考えの方はクリックしてご覧ください.
歯周病のページ
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矯正治療後に歯茎が下がって歯の長さが長くなってしまうことがあります。
歯茎が下がると、歯の根っこが露出してしまい虫歯になってしまうことがあります。歯磨きが難しいことと、歯の根っこは酸に対して弱いことが虫歯になりやすい原因です。
露出した根っこは多くの場合回復させることが可能です。
今回は、歯茎が下がって露出した歯の根っこを覆う歯ぐきの再生治療のご紹介です。
また、歯の根っこの虫歯を詰め物で充填しても経年劣化を起こし見た目が悪くなってしまいます。見た目を改善するために歯茎の再生治療を希望される方もいらっしゃいます。
お写真では、本来歯茎の中に入っているはずの歯の根っこが露出して見えるようになっています。
一部虫歯になってしまっている部分はレジンという詰め物が詰めてあり、少し変色しています。歯茎から露出してしまっている部分は、削れてしまったり虫歯になったりしやすい部分ですので、虫歯の治療を行なうことになってしまっている部分も多いです。
歯の長さも長くなってしまっていますし、歯茎が薄いので将来的にもっと歯茎が下がってしまうことが予想されます。
こう行ったケースでは、歯茎の移植を伴う再生治療を行うことをお勧めしております。
治療後の状態です。
歯の長さが平均的な長さに回復しました。また、詰め物を取り除いて歯の根っこを露出させた上に歯茎を再生させて回復しましたので、見た目もすっきりと綺麗になりました。
歯茎の厚みが増しましたので、将来的にも歯茎の健康な状態が続くことが予想されます。
歯茎の再生治療の症例をたくさん見たいという場合は、下記のリンクページをクリックしてご覧ください。
矯正治療後に歯ぐきが下がってしまったという場合に、歯茎の再生治療を行なって歯茎を回復させることができることがあります。
歯茎の再生治療とはどう言ったものかということを紹介いたします。
矯正治療後に、下の前歯の歯茎が下がってしまうことがよくあります。
歯の長さが長くなって見えるようになります。
下の前歯の歯茎がだんだんと下がってきたという感じはありませんか?
下の前歯の歯茎は下がりやすいのですが、歯茎の再生治療を行うことで歯茎が回復します。
ただ、歯と歯の間の歯茎の量はあまり増えません。
お写真では、下の前歯の歯の根っこが露出しています。歯の色の少し濃い部分が歯の根っこになります。
歯茎の再生治療を行うことで、露出した根っこを覆います。
歯茎の再生治療後の状態です。
根っこの露出してしまっていた部分を歯茎で覆っています。また、歯茎の厚みが増しています。
歯茎の再生治療に関しましては、下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
糖尿病だと歯茎が腫れやすくなってしまうと言う事を聞いた事がありますか?
糖尿病は歯科治療の結果を悪くしてしまいます。歯茎の再生治療、歯周病治療、インプラント治療,矯正治療、など歯茎の炎症があると治療の結果を長持ちさせる事が難しくなってしまいます。
そのため,糖尿病の方は歯科治療と平行して糖尿病の治療を行う必要があります。糖尿病の方でも炎症が起こっていないのであれば問題が無いので、適切な清掃状態を保ちながら治療を進める事で、歯科治療の結果を良くする事は可能になります。
また、糖尿病の方は歯周病が重度に進行してしまう場合が多く、治療期間がかかってしまう場合や、治療の効果が出にくい場合もあります。そのため、糖尿病の方には短期間に歯周病菌を減少させる歯周内科治療をお勧めしております。
歯周内科治療はお薬で歯周病の原因菌やカビを取り除く方法です。従来の歯周病治療のようにお時間がかからないのが利点になります。歯周病治療の補助療法です。(これだけでは治りません。)
歯周内科治療によって、歯周病の原因菌やカビを短期間に除去することができますので、歯茎の腫れば引き締まり、また、歯周病の問題のある部分の歯石を歯周内科後に取る際も、体の内部に細菌が侵入して感染を起こすリスクも低くなりますし、腫れにくくなります。
歯周内科に関しては下記のリンクページに詳しい内容を記載させてただいておりますのでクリックしてご覧ください。
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糖尿病になると免疫反応が低下して炎症が起きやすくなったり、血流が悪くなって傷の治りが悪くなってしまいます。
1.糖尿病になると何故傷が治りにくくなるのでしょうか?
①身体の細胞は生きていくために、エネルギーが必要で、それがブドウ糖です。
②血液中のブドウ糖を細胞に受け渡す重要な役目をすい臓から分泌されるインスリンというホルモンがおこないます。
③糖尿病の患者さんはこのインスリンが不足したり、上手く働きません。
④そのために血液中にブドウ糖が沢山あるのに細胞に届かず、栄養不足に陥った細胞の働きが低下してしまい、傷の治りがおそくなります。
⑤そのうえ栄養不足の細胞をほっておいたら一大事だと、身体は筋肉などのたんぱく質を削って、これをブドウ糖に分解し、血液中に放出します。
でもインスリンが足りないのですから細胞には届かず、血液中のブドウ糖はますます余って、血糖値だけが高くなっていきます。
「充満の中の飢餓」という悪環境に陥ってしますのです。
⑥細胞はお腹をすかせて弱ってしまい、そのうえにたんぱく質はどんどん分解され、自分の身体を削ってしまうので、傷の回復が進みません。
2.外科処置の予後にご注意を!
そのため、抜歯、歯ぐきの手術等の外科処理をする際に、治療後の傷が治りにくく、感染を起こしやすいため、健康なかたの治療にくらべて、特別な配慮が必要です。
特別な配慮とは通常よりも何度か多めに歯科医院に通っていただき、処置をした場所が回復していく経過をきめ細かく見守り、消毒などの必要な処置を行うことです。
3.歯周病菌に感染しやすい?
糖尿病の患者さんは歯周病にかかりやすく、炎症が広がりやすく、しかも治りにくいことがわかっています。
これは免疫機能が低下するため、細菌感染を起こしやすくなるからです。
歯周病は細菌感染によって起きる病気で、そのために糖尿病のかたは歯周病になりやすいのです。
さらには血糖値の高い血液中で糖化ヘモグロビン(HbA1c)という糖と結合した粘着性の赤血球が増えると、血液どろどろとなり、流れが悪くなり、酸素の供給が妨げられるため、炎症の治りはますます遅くなります。
4.歯周病のせいで糖尿病が悪化?!
又近年では歯周病が糖尿病に悪影響を与えている事、そして歯周病の治療をする事が、糖尿病の改善にも役立つ事も明らかになっています。
未だなぞも多いのですが、近年の研究では歯周病になると血糖値のコントロールを邪魔する毒素が出ることがわかってきました。
歯周病菌が免疫機能と戦って死んだ死骸からは「内毒素」という毒素が出ます。
その毒素が血液中に入って血糖値を悪化させているのではないかというのです。
血液中の毒素は内臓脂肪や肝臓を刺激して「TNF-α(腫瘍壊死因子)」という物質を産生させます。
このTNF-αはインスリンの働きを鈍らせ、細胞がブドウ糖を取り込んで消費する邪魔をしてしまうのです。
この結果血糖値はが上がります。
つまり歯周病にかかると糖尿病を悪化させている可能性があるのではないか。
実際に歯周病を患っている糖尿病の患者さんが、歯周病の治療をしたら、
「血糖値が下がった」という研究結果も報告されています。
歯周病菌や歯周病菌の出す毒素が悪影響を与えているのではないかという研究結果は
糖尿病に限らず、
心筋梗塞、動脈硬化、肺炎、低体重児出産等さまざまの全身疾患との関係がとりざたされています。
5.歯周病予防
① 毎日のブラッシングを丁寧にすること
② 半年に一度は歯科医院で定期健診をうける
プロの技で歯周ポケットに隠れた歯石やプラークもきれいにしてもらいましょう。
注)空気を嫌う歯周病菌にとって歯周ポケットの中はとても居心地の良い場所です。
矯正治療後に歯茎が下がってお困りの方へ。歯茎を回復させる事ができるかもしれません。
矯正治療後に歯の根っこが露出することがあります。
通常こういったケースでは、歯茎の厚みが非常に薄いことが多いことが報告されています。歯茎の再生治療で歯茎の位置を回復させると同時に、歯茎の厚みを増すことが将来的に歯茎を下げないために重要になります。
今回は、下の前歯の歯茎を再生させたケースをご紹介いたします。
お写真は、矯正治療後に歯茎が退縮してしまったことを気にされて来院された方のものです。
下の前歯の歯茎が退縮し、約2ミリほど歯のセメント質という歯の根っこ部分が露出しています。歯と歯茎の境界部分の少し歯の色が濃い部分が露出してしまった歯の根っこです。
この退縮は、自然に回復するものではありません。また、歯茎の厚みが薄いため、将来的にさらに歯茎が下がってしまう可能性が高い状態です。
全体的に歯茎が下がってしまっているため、奥歯を含めて全体的に歯茎を回復させることをお勧めしますが、とりあえず下の前歯に歯茎の再生治療をしました。
歯茎の再生治療は上顎の裏の歯茎を使用して、結合組織移植術という方法で歯茎を回復させました。下の前歯六本の退縮した歯茎の位置が本来の位置に近い部分まで回復しています。露出していたセメント質が歯茎で覆われました。
歯茎の厚みが厚くなっています。これによって将来的に歯茎が下がりにくくなります。
歯茎の再生治療の詳しい内容に関しましては、下記のリンクページをクリックしてご覧ください。