伝統的なブラケットと、ワイヤーを使用した矯正治療で親知らずを抜歯したスペースに歯並び全体を移動しすることで、そのほかの歯を抜かずに出っ歯の改善をしたケースをご紹介いたします。
この方法のメリットは、小臼歯を抜かないでよいということと、出っ歯を4~5ミリ改善できるということになります。
小臼歯を4本抜くことで咬み合わせの状態が悪くなるという否定的な意見も多くあります。個人差はもちろんあると思いますが、当院ではなるべく小臼歯を抜歯しないという方針で矯正治療を行っております。
小臼歯非抜歯で出っ歯の改善したケース
治療前は前歯が下唇に当たって口が閉じにくい状態でした。
治療中は親知らずを抜いて歯並び全体を後ろに引っぱりました。
治療後は前に傾いていた歯がまっすぐになることで出っ歯も改善しました。
治療前後で口元の飛び出しが改善しているのがわかります


~矯正治療のリスクとサポート~
矯正治療は保険適用外で、当院では検査費33,000円(税込)、スタンダード矯正モニター治療費437,800円(税込)をご案内しております。治療期間や費用については、事前にしっかりとご説明いたします。
この料金は標準的な料金となります。白いワイヤーや、拡大装置など使用する場合は、別途料金がかかります。
また、終了期間はおおよその目安となります。歯の動き等によって期間に個人差があります。期間の保証するものではありません。
矯正治療で口元の出っ張りなどの歯並びを治す場合、歯の入る場所を作るために歯と歯の間を削って隙間を作ったり、歯を抜いたり、噛み合わせの強く当たる部分は削って調整することがあります。通常削ってもしみることはありません。
リスクと対策
歯の痛みや違和感
痛みがある場合は、緩和する方法や薬をご提案します。
口内炎や装置の刺激
ワックスや保護材を使用し、刺激を軽減します。
虫歯・歯肉炎・歯周病のリスク
定期的なクリーニングと清掃指導を行い、予防を徹底します。
歯根吸収や歯茎の退縮
定期検診で状態を把握し、必要に応じて対策を講じます。
後戻りのリスク
リテーナーを使用し、歯並びを維持します。
治療中のケアやアフターケアまでしっかりとサポートいたします。
本日のブログまとめ
神田ふくしま歯科では、出っ歯の改善に際し、小臼歯を抜かずに親知らずの抜歯スペースを活用する矯正治療を行っています。この方法では、伝統的なブラケットとワイヤーを用いて歯列全体を後方に移動させ、前歯の突出を4~5ミリ改善することが可能です。
小臼歯を抜歯すると咬み合わせが悪化するとの意見もあるため、当院では可能な限り小臼歯を抜かない方針を採用しています。治療前は前歯が下唇に当たり、口を閉じにくい状態でしたが、親知らずの抜歯スペースを利用して歯列全体を後方に移動させることで、前歯の傾斜が改善され、出っ歯が解消されました
。治療前後の比較では、口元の突出が明らかに改善されています。当院では経験豊富なドクターによる無料カウンセリングを行っておりますので、安心してご相談いただけます。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分(東京駅の隣の駅です)
0120-25-1839
03−3251−3921