歯茎の再生 No.51 長い差し歯のブリッジを歯茎の再生とオールセラミックで歯の長さを短くしたケース

美容歯科の医院などで治したブリッジのセラミックも10年ほど経つと歯茎が下がり息が漏れたり、また、その状態でセラミックの再治療をすると歯が長くなると言われたりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

歯茎が下がってしまった位置に合わせて歯を削りなおして綺麗なオールセラミックのブリッジを入れた方の中に、セラミックの歯の長さが長くてなんとかしたいという残念な相談にいらっしゃる方もしばしばあります。

 

当院では、歯茎の再生治療を行うことで、歯の長さを元の状態に回復した上で、オールセラミックの再治療を行いますので歯の長さを小さくすることができます。

 

今回は、前歯のブリッジの歯茎が下がって隙間や長さが気になるという方の審美歯科治療ケースをご紹介いたします。


前歯のオールセラミックブリッジが古くなって歯茎が下がってきた場合の審美歯科治療ケース

治療前

前歯のオールセラミックの歯茎が下がってしまって隙間が開いてきています。
前歯のオールセラミックの歯茎が下がってしまって隙間が開いてきています。 

よく見かけることなのですが、前歯にブリッジをした方の歯茎は非常に下がりやすいため、ブリッジをセット後、10年ほど時間が経つと、歯茎に隙間ができてしまうことや歯茎が下がって歯の根っこが露出して黒く見えてしまうことがよくあります。

歯茎の再生治療とオールセラミックのやり直しをすることで歯の大きさを小さくしました。
歯茎の再生治療とオールセラミックのやり直しをすることで歯の大きさを小さくしました。

前歯4本のブリッジをやりなおすことで歯茎の隙間を埋めながら、歯の大きさを小さくすることができました。

真ん中の歯がないのですが、歯茎の再生治療を行うことで、歯茎の厚みを増して、将来的に歯茎が下がりにくくなるように対処しております。

 

歯茎の再生治療のページ

 

審美歯科のページ


本日のブログまとめ

美容歯科や審美歯科で治療したセラミックのブリッジも、10年ほど経過すると、歯茎が下がってしまい、さまざまなトラブルが生じることがあります。

 

例えば、歯茎が下がることでブリッジと歯茎の間に隙間ができてしまい、息が漏れて発音がしづらくなることがあります。また、この下がった歯茎に合わせて新たにセラミックの治療をすると、歯が必要以上に長くなり、見た目が不自然になるという問題も起きてしまいます。実際にそのような状態で再治療を受け、「歯が長すぎて気になる」と悩まれている方も少なくありません。

 

神田ふくしま歯科では、このようなお悩みを解決するために「歯茎の再生治療」を行っています。これは、歯茎が下がった部分を健康な状態に戻す治療法です。歯茎がしっかり元の位置に戻れば、その後に行うオールセラミックの治療で歯を無理なく適切な長さに調整できるため、自然で美しい仕上がりが実現します。

 

今回は特に、前歯のブリッジ部分の歯茎が下がり、「隙間」や「歯の長さ」が気になる方の審美歯科治療ケースをご紹介いたします。セラミックの再治療を検討されている方や、歯茎の問題でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

 

神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行っております。患者さまお一人お一人のお悩みやご要望に合わせて、最適な治療法をご提案いたしますので、安心してご相談ください。

無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

0120−25−1839

03−3251−3921


~歯茎の再生治療と審美歯科治療の注意~

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療1〜3本で万7千円(税込)オールセラミック 1本で6万6千〜16万5千円(税込)かかります。歯茎が下がってしまっている範囲や、治療を希望されるオールセラミック の本数によって料金がかわりますので、治療前にお見積もりを確認してください。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。