美容歯科の医院などで治したブリッジのセラミックも10年ほど経つと歯茎が下がり息が漏れたり、また、その状態でセラミックの再治療をすると歯が長くなると言われたりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯茎が下がってしまった位置に合わせて歯を削りなおして綺麗なオールセラミックのブリッジを入れた方の中に、セラミックの歯の長さが長くてなんとかしたいという残念な相談にいらっしゃる方もしばしばあります。
当院では、歯茎の再生治療を行うことで、歯の長さを元の状態に回復した上で、オールセラミックの再治療を行いますので歯の長さを小さくすることができます。
今回は、前歯のブリッジの歯茎が下がって隙間や長さが気になるという方の審美歯科治療ケースをご紹介いたします。
前歯のオールセラミックブリッジが古くなって歯茎が下がってきた場合の審美歯科治療ケース
治療前
よく見かけることなのですが、前歯にブリッジをした方の歯茎は非常に下がりやすいため、ブリッジをセット後、10年ほど時間が経つと、歯茎に隙間ができてしまうことや歯茎が下がって歯の根っこが露出して黒く見えてしまうことがよくあります。
前歯4本のブリッジをやりなおすことで歯茎の隙間を埋めながら、歯の大きさを小さくすることができました。
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神田ふくしま歯科
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~歯茎の再生治療と審美歯科治療の注意~
歯茎の再生治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療1〜3本で7万7千円(税込)オールセラミック 1本で6万6千〜16万5千円(税込)かかります。歯茎が下がってしまっている範囲や、治療を希望されるオールセラミック の本数によって料金がかわりますので、治療前にお見積もりを確認してください。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。