No3 差し歯の歯茎が下がった時はこの治療がお勧めです。歯茎の再生治療治療例

差し歯の歯茎は、いろいろな状況で下がってしまいます。数年前に入れたばかりのオールセラミックの差し歯でも、歯茎が下がってしまうことがあります。

 

今回は、オールセラミックの差し歯の歯茎が下がってしまったケースの治療例をご紹介いいたします。


「せっかくの差し歯なのに……」— 歯ぐきが下がる理由と治療法


「数年前に入れたばかりなのに、歯ぐきが下がってきました……」

ある日、患者さんが相談にいらっしゃいました。

「先生、数年前にオールセラミックの差し歯を入れたんですが、最近、歯ぐきが下がってきた気がするんです……」

鏡を手に取りながら、不安そうな表情で話す患者さん。

確かに、セラミックの差し歯はまだきれいな状態なのに、その周りの歯ぐきが下がり、根元が少し見えてしまっています。

「せっかくの差し歯なのに、どうして歯ぐきが下がってしまうんでしょう?」

患者さんの疑問にお答えする形で、歯ぐきが下がる原因を説明しました。


なぜ、差し歯の歯ぐきは下がってしまうのか?

オールセラミックの差し歯は見た目も美しく、天然の歯のように仕上がるため、多くの方に選ばれています。

しかし、以下のような理由で歯ぐきが下がってしまうことがあります。

✅ 加齢による歯ぐきの変化
年齢とともに、歯ぐきのボリュームが減少し、差し歯の根元が目立つことがあります。

✅ 歯周病の進行
歯周病によって歯ぐきや骨がダメージを受け、後退してしまうことがあります。

✅ 歯ぎしり・食いしばり
無意識の歯ぎしりや食いしばりによって歯に過剰な力がかかり、歯ぐきに影響を与えることがあります。

✅ 差し歯の形が合っていない
差し歯と歯ぐきの境目に隙間があると、汚れが溜まりやすくなり、炎症を起こして歯ぐきが下がることがあります。

✅ 歯ぐきの厚みがもともと薄い
もともと歯ぐきが薄い方は、差し歯を入れた後に歯ぐきが後退しやすい傾向があります。


「歯ぐきが下がってしまったら、どうすればいい?」

「じゃあ、歯ぐきが下がったら、差し歯を作り直すしかないんですか?」

そう不安に思う方も多いかもしれません。

実は、差し歯を作り直さなくても、歯ぐきを再生する治療を行うことで、自然な見た目を取り戻すことができます。


治療例のご紹介:歯ぐきの再生治療

今回の患者さんも、歯ぐきの再生治療(歯肉移植) を行うことで、歯ぐきを健康的な状態に戻しました。

✔ 歯ぐきを移植することで、歯の根元を覆う
✔ 自然なラインを取り戻し、審美性を改善する
✔ 汚れが溜まりにくくなり、歯周病のリスクも減少

この治療により、患者さんは「また自信を持って笑えるようになった!」と、満足そうな笑顔を見せてくださいました。

 

差し歯の歯茎が下がって黒ずんでしまったケース
差し歯の歯茎が下がって黒ずんでしまったケース

オールセラミックなどの差し歯を入れた当初は綺麗だったのに、だんだんと歯茎が下がってきてしまって、歯茎の付け根が黒く見えて気になってきてしまった場合の審美歯科治療のご紹介です。

 

オールセラミックの差し歯の歯茎が下がってしまってきてしまった場合、オールセラミックの適合や厚みが問題ない場合はそのままの状態で歯茎の再生治療を行いますが、オールセラミックの厚みが厚い場合や適合が悪い場合は、歯茎の再生治療と合わせてオールセラミックの再治療を行います。

差し歯の歯茎が下がってしまって歯茎の再生治療とオールセラミックの再治療を行ったケース
差し歯の歯茎が下がってしまって歯茎の再生治療とオールセラミックの再治療を行ったケース

歯茎の再生治療で、歯茎の厚みを増やした上で位置も回復させた状態でオールセラミックをお作りしています。

 

歯の長さを正常の長さにもどすことができました。

 

歯茎の再生治療に関しては下記のリンクページに詳しい内容が書いております。クリックしてご覧ください。

 

歯茎の再生治療のページ


本日のブログまとめ


オールセラミックの差し歯でも歯茎が下がることがあります

差し歯の歯茎は、さまざまな原因で下がってしまうことがあります。

「オールセラミックの差し歯を入れてまだ数年しか経っていないのに、歯茎が下がってきた…」
このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。

差し歯の歯茎が下がると、歯と歯茎の境目に隙間ができ、黒ずんで見えたり、歯が長く見えてしまうことがあります。


差し歯の歯茎が下がる原因

  • 加齢による歯茎の退縮
  • 歯周病の進行
  • 歯茎が薄い状態で差し歯を入れた
  • 噛み合わせの問題で歯に負担がかかっている
  • 歯磨きの力が強すぎて歯茎にダメージが加わっている

オールセラミックの差し歯の歯茎が下がった場合の治療方法

✅ 歯茎の再生治療
→ 下がった歯茎を回復させ、歯と歯茎の境目を整える

✅ 歯茎の厚みを増やす処置
→ 再び歯茎が下がらないように、歯茎の移植などで厚みを補強

✅ 噛み合わせの調整
→ 差し歯に過度な負担がかからないようにする

✅ セラミックの調整や再作成
→ 歯茎の状態に合わせて、差し歯の形を調整する


オールセラミックの差し歯の歯茎が下がった治療例をご紹介

今回は、オールセラミックの差し歯の歯茎が下がってしまったケースの治療例をご紹介いたします。

✅ どのような状態で歯茎が下がってしまったのか?
✅ 歯茎の再生治療でどのように回復したのか?
✅ 治療後の仕上がりはどのようになったのか?

詳細な症例をご覧になりたい方は、お気軽にお問い合わせください。


無料カウンセリング・お問い合わせ

神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6F(スターバックス上)
JR神田駅北口(モンダミン口)より徒歩1分(東京駅の隣の駅です)

0120-25-1839
03-3251-3921

「オールセラミックの差し歯を入れたのに、歯茎が下がってしまった…」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
歯茎の再生治療で、美しい歯と健康な歯茎を取り戻しましょう。

メモ: * は入力必須項目です


~歯茎の再生治療と審美歯科治療の注意~

 

お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。

 

お写真では、上前歯2本の歯茎の再生治療と合わせてオールセラミック 1本の治療を行っております。

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。歯茎の再生治療1〜3本で万7千円(税込み)オールセラミック 1本で9万9千円(税込み)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。


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