歯列矯正モニター治療 前歯が内側に入っている場合の治療例

矯正治療を始められる方は、歯周病の確認をする必要が有ります。

 

歯周病が進行してしまうと矯正治療後の予後が悪くなってしまいます。

「矯正治療で歯ぐきが下がる?」— 骨を作ってから安全に歯を動かす方法


「このまま矯正すると大丈夫ですか?」

診察室に入ってきた患者さんは、少し不安そうな表情をしていました。

「先生、私、上の歯の並びが悪くて、1本だけ内側に入っているんです。矯正で治せますか?」

鏡で歯を確認しながら話す患者さんの表情には、矯正治療に対する期待と不安が入り混じっていました。

確かに、その歯はほかの歯より内側に入り込んでいます。通常であれば、矯正治療によって歯を外側へ移動させることで並びを整えることができます。

しかし、このまま単純に矯正をすると、ある問題が発生する可能性があります。

「そのまま歯を外側に動かすと、歯ぐきが下がってしまうかもしれません」

患者さんは驚いた表情を見せました。

「えっ、矯正で歯ぐきが下がることがあるんですか?」

 

歯を外側に動かすときのリスク

歯並びを整えるために歯を動かす際、あごの骨(歯槽骨)が足りていないと、歯ぐきが後退してしまうリスクがあります。

✅ 歯ぐきが薄くなり、下がってしまう
✅ 歯の根元が露出し、知覚過敏になる
✅ 見た目が悪くなるだけでなく、歯が弱くなる

このリスクを回避するために、必要なのは 「骨を作る処置」 です。

 

骨を作ってから歯を動かす方法

「先生、それってどういうことですか?」

患者さんの疑問に答えるように、説明を続けました。

「あごの骨が足りない場合は、まず骨を作ってから歯を動かすことで、歯ぐきの下がりを防ぐことができます。」

この方法では、歯がしっかり支えられる土台(骨)を作ることで、矯正治療による歯ぐきのダメージを防ぐことができます。

「そうすれば、歯ぐきが下がる心配なく、きれいに歯を並べることができるんですね!」

患者さんはほっとした表情を見せました。

 

美しい歯並びと健康な歯ぐきを守るために

矯正治療は、ただ歯を並べるだけではなく、歯ぐきや骨の状態まで考慮しながら進めることが重要 です。

せっかく歯並びがきれいになっても、歯ぐきが下がってしまったら、見た目にも影響が出てしまいます。

そのため、矯正前の検査でしっかりと歯ぐきや骨の状態を確認し、必要があれば骨を作る処置をしてから矯正を行うことで、安心して治療を進めることができます。

「歯並びを治したいけれど、歯ぐきが下がるのが心配……」という方も、一度ご相談ください。

歯列矯正モニター
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歯列矯正をご希望の方は、歯の移動を早くするスピード矯正法のモニターを募集しております.

スピード矯正法は歯の移動スピードを2〜3倍に早めます.

歯列矯正の料金はモニター価格とさせていただきます.

歯列矯正モニター
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歯列矯正の装置です.従来の装置に比べて透明な装置を使用している分目立ちにくくなります。

 

お写真のように顎の骨のない方は増骨矯正法を行います。

 

歯列矯正モニターを希望される方は下記のリンクページに詳しい条件などを記載させて頂いております.クリックしてご覧ください.

 

歯列矯正モニターのページ

 

歯列矯正モニターをご希望の方はまずは無料カウンセリングを行います。ご予約をお取りください。

 

また、歯列矯正モニター治療をご希望の方は歯周病の状態によって治療開始が遅くなる場合があります.成人の方の8割が歯周病にかかっていると言う報告もございますが,問題になるのは中程度から重度の歯周病の約3割の方だと考えております.

 

歯周病治療を短期間に終わらせたいと言う方は歯周内科治療で短期間に歯周病の処置を終わらせる事もお勧めしております.歯周内科に関しましては下記のリンクページをご覧ください。

 

歯周内科のページ

 

 

 

無料カウンセリングのお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

0120−25−1839

03−3251−3921


本日のブログまとめ


上の歯並びが悪く、内側に入っている歯がある方へ

本日のお写真の方のように上の歯の並びが悪く、特に内側に入ってしまっている歯がある場合、矯正治療でその歯を外側に移動させる必要があります。

しかし、このまま矯正治療を行うと、歯茎が下がってしまうリスクが高くなります。


なぜ矯正治療で歯茎が下がるのか?

✅ 内側に入っている歯は、あごの骨の厚みが少ない場合が多い
✅ そのまま歯を外側に移動させると、歯を支える骨の量が不足し、歯茎が下がってしまう
✅ 歯茎が下がると、見た目が悪くなるだけでなく、知覚過敏や歯周病のリスクも高まる


骨を作ってから矯正治療を行うことで歯茎の下がりを防ぐ

矯正前にあごの骨を増やす治療(増骨矯正法)を行うことで、歯を外側に移動させても歯茎が下がるのを予防することができます。

  • 矯正治療前に骨を作ることで、歯をしっかり支える土台を確保できる
  • 歯を外側に移動させても、歯茎が下がらずに安定した仕上がりになる
  • 治療後の審美性が向上し、健康的な歯茎を維持できる

この方法は、特に歯並びが内側に入り込んでいる方や、歯茎が薄い方におすすめの矯正治療アプローチです。


矯正治療前のご相談をおすすめします

✅ 矯正治療で歯茎が下がるのを防ぎたい
✅ 歯茎の健康を保ちながら、歯並びを整えたい
✅ 矯正治療前に増骨矯正法について詳しく知りたい

神田ふくしま歯科では、矯正治療前の無料カウンセリングを実施中です。
患者様の歯並びや歯茎の状態を詳しく診断し、最適な治療法をご提案いたします。


無料カウンセリング・お問い合わせ

神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6F(スターバックス上)
JR神田駅北口(モンダミン口)より徒歩1分(東京駅の隣の駅です)

0120-25-1839
03-3251-3921

矯正治療での歯茎の下がりが心配な方は、ぜひ一度ご相談ください。
歯の健康と見た目の美しさを両立する治療をご提案いたします。

メモ: * は入力必須項目です


~増骨矯正治療の注意~

 

ご存知の方も多いと思いますが、矯正治療は保険外診療となります。当院では、モニター料金で全体的の矯正治療を行う場合、通常料金より10万円ほどお値引きさせていただいております。料金は検査代3万3千円(税込み)と矯正費用総額¥437,800-(税込み)がかかります。

 

この料金は標準的な料金となります。白いワイヤーや、拡大装置など使用する場合は、別途料金がかかります。

 

 

 

また、終了期間はおおよその目安となります。歯の動き等によって期間に個人差があります。期間の保証するものではありません。

 

増骨治療は保険外診療となります。お写真のケースでは7万7千円(税込み)の費用が掛かりました。

 

増骨治療は外科処置となります。骨の再生治療後に炎症を起こしたりしないよう、外科治療前にしっかりと歯茎の炎症を取ることが必要になります。それから、外科処置後に腫れや痛みが出る可能性があります。

 

 

また、骨の再生治療に人工骨や歯周組織再生材を使用する場合、厚生省の認可の取れているものが複数あります。用途に合わせて選択されるとよいでしょう。