金属を使用しない素材のオールセラミックは審美歯科の基本です。

上のお写真が従来のセラミック素材であるメタルボンドというタイプのセラミックで、下のお写真が金属を使用しないオールセラミックです。

 

違いがわかりにくいという方のために、簡単に見た目の違いのポイントを説明いたします。特徴としましては以下の2点があります。

  • 従来のセラミックは、歯茎とセラミックの境界の部分が不透明な色になり、歯の輪郭がくっきりと見える。
  • 従来のセラミックは、透明感を出すために、比較的に厚みが出てしまうため、少し大きい歯になってしまう。

従来のセラミックとオールセラミックのちがいとは。

審美歯科

従来のセラミックメタルボンドクラウンのケース。歯茎が下がって黒く見えてきたために、交換することになりました。歯茎と歯の境界の部分が不透明で境界がくっきりと見えます。また、セラミックの厚みが少し厚い感じがします。

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オールセラミックに交換した状態。セラミックと歯茎の境界が少しぼやけて見えます。天然の歯は同じように歯と歯茎の境界が少しぼやけて見えます。また、オールセラミックですので、厚みを抑えることができています。結果としてセラミックの歯を小さくすることができます。

 

審美歯科治療を希望される方は、下記のリンクページに審美歯科治療の内容を詳しく記載しております。クリックしてご覧ください。

 

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審美歯科の注意

 料金と選択方法

 オールセラミック治療は保険外診療となります。オールセラミックの種類によって1本66,000円(税込)~165,000円(税込)の料金がかかります。また、神経のない歯はオールセラミックとは別にファイバーコアという歯の土台の料金22,000円(税込)がかかる場合があります。当院では、患者さんのニーズに合わせてセラミックの種類を選択できるように強度重視・自然さを重視などセラミックの特色に合わせて対応させていただいております。

 リスクと対策

 オールセラミックの色合いはかなり天然の歯に近いものになりますが、完全に同じものではありません。当院ではご希望に合わせて高精度の写真や技工士さんの立ち合いなどこだわったオーダーメイドセラミックを作製することも可能です。

また、セラミック治療をする場合、歯を削る必要があります。治療後に知覚過敏を起こすことがあります。当院では神経のある歯を削った後はコーティング剤を塗布し、処置後しばらくは熱いものや冷たいものなどの刺激物を取らないよう気を付けていただいております。

 

 

 


本日のブログまとめ

従来のセラミック(メタルボンド)と最新のオールセラミックでは、見た目の美しさや自然さに大きな違いがあります。具体的にどのような違いがあるのかを、わかりやすくご説明いたします。

 

従来のセラミック素材である「メタルボンド」は、内部に金属のフレームが入っているタイプです。そのため、以下のような特徴があります。

 

①歯茎との境目部分が不透明になり、歯の輪郭がはっきり見えてしまいます。そのため、天然の歯に比べて人工的な印象になりやすいです。

 

②自然な透明感を出すためにはセラミックに厚みを持たせる必要があります。そのため、歯の厚みが増してしまい、少し大きく見えることがあります。

 

一方で、金属を全く使わない最新の「オールセラミック」は、見た目の美しさがより向上しています。金属を使用しないため、歯と歯茎の境目に金属色が透けて見えることがなく、透明感や自然な色合いを薄い厚みで表現できるので、天然の歯により近い自然な仕上がりになります。

 

もしセラミック治療をご検討の方で、「もっと自然で綺麗な歯を手に入れたい」「過去の差し歯が不自然に見える」とお悩みの場合は、オールセラミックを選択されることをおすすめいたします。

 

神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行っておりますので、セラミック治療に関して不安なことや詳しい治療内容を直接ご相談いただけます。ぜひお気軽にご連絡ください。

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