虫歯の予防に使用されているフッ素はもうご存知でしょうか。
歯磨き粉を選ぶ時にフッ素入りの歯磨き粉を選ばれているなら,虫歯の予防に有効です。
フッ素の効果は、一時的に歯科医院で使用するのではなく、低濃度の物を長期間使用する事の方が有効であると言われています。
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フッ素の力
① 適量のフッ化物があると、唾液の中に溶け出したミネラル(カルシウム、リン酸)が歯に戻るように促され(再石灰化)て、歯の修復されるスピードが速くなり、修復される量も多くなります。
② 修復された歯の結晶がもとの歯の結晶より硬く丈夫になります。
③ 抗菌作用があり、虫歯菌の働きを抑える働きがあるます。
フッ化物濃度を約1ppmにした水を飲んでいると、副作用無しで、うまい具合に虫歯が減少します。
フッ化物の入った水道方式は米国、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、香港、韓国等でおこなわれています。
日本は世界に誇れる歯磨きに熱心なお国柄で、砂糖の消費量も少ないのに、先進国中ダントツで虫歯が多い。
日本はフッ化物の利用にそれ程積極的ではありません。
WHO(世界保健機構)も指摘しているようにフッ化物を使わない歯磨きでは、期待するような虫歯予防効果は得られないという調査結果があります。
フッ化物の効果がアップするコツは?
① フッ化物入り歯磨き剤(フッ化物濃度が950ppm程度と表示されたもの)
② フッ化物ジェル フッ化物入り歯磨き剤の後に使用すると効果的
③ フッ化物洗口液 歯科医院でフッ化物洗口液の処方を受け、1日1回30秒うがい
④ フッ化物歯面塗布 3ヶ月から6ヶ月に1度歯科医院で塗布を受けます。
注)用法・用量を守ってご使用下さい。
お問い合わせ
神田ふくしま歯科
03−3251−3921