〜骨の再生治療は自由診療といって保険適応外の治療となります。自由診療に係る通常必要とされる治療等の内容、費用などに関する情報、主なリスク、副作用に関する事項に関して記載させていただおりますので、ご確認ください。〜
年齢とともに歯周病が進行してきて、歯が動くようになってきた感じがある。歯を抜かなくてはいけなくなる不安を感じるといったことはありませんか?
歯周病が進行して骨が吸収してしまったとお悩みの方に、骨を回復させる、骨の再生治療という方法をご紹介します
いきなり骨の吸収と言ってもピンとこないかと思います。
たとえば、次のような症状がある時に歯を支える骨が吸収して減っていると考えられます。
歯周病が進行して歯を支える骨が減ってしまうと、歯が揺れて動いてしまいます。歯周病が進行して減ってしまった骨を増やす方法が骨の再生治療となります。
骨の再生治療で骨を回復することで歯を長く持たせることができる場合があります。
とくに、中等度に進行した歯周病には効果的です。 歯周病の進行が始まり、骨の吸収が5ミリほど始まった頃が回復させるにはよい時期です。
骨が回復することで、歯周病の進行を止めれる上に歯周病の状態をよい状態に改善することができる可能性があります
歯周病で失われた骨の再生治療は世界中で研究され報告されています。特に、アメリカ歯周病学会では世界中から多くの骨の再生治療の方法や成果が発表されています。様々な材料を使用して再生治療が世界では行われています。日本では、国内で再生治療の認可の取れている材料を使用して骨の再生治療の報告があります。
(ただ、歯周病治療は多くの歯科医院で行っておりますが、骨の再生治療は行っている歯科医院を探す必要があります。エムドゲイン法、GTR法などは費用も保険外診療となり、値段も確認される必要があります。(エムドゲインは国内認可の取れているお薬です)
骨の再生治療は、歯周病で骨が失われた場合に骨を回復させる治療です。通常の歯周病の治療に加えて、骨を再生させる外科的な処置が必要です。歯茎の中にもぐっている親知らずを抜かれた経験のある方でしたらイメージしやすいのですが、通常の骨の再生治療は親知らずを抜くときほど腫れたり、痛んだりしないです。これは、親知らずを抜くときのように骨を削らない場合が多いからです。
全てのケースで骨の再生治療が可能なわけではありませんが、骨の再生治療を行うことで、健全な状態に回復させることが出来ます。
骨の再生治療前後のレントゲン写真をご覧いただきます。
骨の再生治療は、歯周病で、歯の周囲を支える歯槽骨という骨が吸収してしまった場合に骨を回復します。
レントゲン写真の見方ですが、白い棒のように映っているのが歯の根っこの部分です。歯の周囲にもやもやと白く写っているのが歯槽骨という顎の骨です。
治療前には、顎の骨の位置が左右で上下にちがうことがわかるでしょうか?骨の位置が下にある部分は骨が溶けてなくなってしまった状態になります。
骨の再生治療後に歯の周囲の白いもやもやの部分の位置がほぼ左右で揃った感じに見えるかと思いますがいかがでしょうか?吸収してしまった骨の部分が骨の再生治療で回復している様子がレントゲン写真で判断できます。
治療前、下の前歯の歯の周囲の骨が吸収してしまい、歯が揺れてしまっています。
治療後は仮歯を下の前歯6本つなげた形のものを入れて固定することで歯の揺れを抑えています。歯の揺れを抑えた状態で骨の再生治療を行いました。レントゲンは1年後の状態です。
骨の再生治療は外科的な治療法です。術後に腫れが出たり、出血することがあります。また、抗生剤や痛みどめを飲んでいただく必要があります。
また、人工の骨を使用する場合、種類によって再生能力が変わりますのでしっかりと説明を確認してください。
術後は、一ヶ月ほどおせんべなど尖った食事は避けていただくことと、糸で縫っている部分は引っ張ったり歯ブラシをしたりしないでいただいております。
また、骨の再生が1回で不十分な場合は再度行う必要がある場合もあります。
骨の再生治療は保険外治療となります。当院では骨の再生治療を歯の場所によってまとめて1回の治療で行なっております。前歯部6本あるいは臼歯部4本の骨の再生治療の料金は¥220,000ー(税込み)となります。
歯を抜いてインプラントを入れる場合の料金が30万円ほどするといわれています。歯を残すことに費用をかけるか、歯を抜いてインプラントにするかという選択をしなくてはいけない場合もあります。
歯周病の進行を確認するには、まず、歯周ポケット検査とレントゲン検査を行います。
歯茎の腫ればそれほど大きくない場合、歯周ポケットが4ミリ以上の場合は骨の吸収が始まっていると考えられます。
また、レントゲンを見て歯の左右の骨の高さが異なる場合は骨が吸収してしまっている可能性が高いです。レントゲン画像は歯の根っこ、歯の周囲の骨、歯根膜を確認します。
骨の吸収は一時的なものではなく、歯周病菌が繁殖している限り進行してしまいます。
そして、歯周病の治療で細菌を取り除いても骨は溶けたままとなります.菌がいなくなっても一度なくなってしまった骨が自然に戻ることはありません。
骨の再生治療は、歯茎の内部のなくなった骨のスペースに新たにご自身の骨ができるように誘導します。
骨の再生治療の骨の吸収具合によって術式はいろいろあります。単純んにお薬を塗るだけで骨ができる場合もありますし、骨の無いスペースに人工の骨やテント状の膜で骨ができるスペースを作る場合もあります。
骨の再生治療を行うためには、骨の細胞やスペースが無いといけないので、骨の誘導物質を使用します.骨を作る細胞が多く集まると骨がたくさんできます。また、骨ができるスペースを作るために人工の骨を使用することで、骨がたくさんできるようになります。
骨の再生治療では、骨の吸収状態によりお痛みが出ることがあります.事前にご説明いたしますので、痛みが出そうな場合は、お仕事など無い時に処置されることをお勧めします.
通常、炎症が大きく無い状態でしたら、痛みや腫れはほとんどありません。お痛み止めを飲まずに我慢できることも多いです.
骨が大きく吸収してテント状の膜を使用する際は、腫れが出やすくなります。ただ、痛み止めを飲んでいただければ痛みは抑えられます。
歯の周りの骨が無くなってしまっています.歯石をしっかりと取って、骨を再生します.
こういった形の骨の吸収したケースでは、膜や人工の骨がなくても細胞を誘導するエムドゲインなどを使用するだけで骨の再生が期待できます。
上記骨再生の料金の注意でも記載させていただいたかと思いますが、骨再生は保険外診療となります。そのため、病院によって料金や条件使用材料が異なります。詳しい内容は下記のリンクページをクリックしてご覧ください。
骨再生の料金のページ
ただいま、歯周病が進行して歯が揺れてしまっている方など骨が吸収してしまっている方で、骨の再生治療を希望される方は無料カウンセリングを行っております。この機会にご利用ください。
骨再生など無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)
0120−25−1839
麻酔の痛みを軽減する方法の一つに塗る麻酔があります.
あなたが久しぶりに歯科治療をされるのでしたら、朗報だと思います.昔は我慢していきなり麻酔をしたりする歯医者も多かったのですが,注射前にこの塗る麻酔をするようになってからは痛みが軽減しました.
この塗る麻酔は、麻酔の針を刺す前に皮膚の表面に塗る表面麻酔薬です。バナナ味の物を使用しています.表面が麻痺しますので針を刺す感覚がおさえられます.また、歯石を取るときなどにも歯茎の痛みを抑えるために使用します.
麻酔で緊張されてしまう方は十分お時間をおいてから注射を行いますので、お伝えください。
麻酔の痛みを少なくするための処置をしています.詳しくは無痛治療のページをご覧ください.
塗る麻酔は表面の感覚を鈍くさせる効果があります.麻酔の針が歯茎に入る時にチクッとするお痛みが嫌い・苦手・怖いという方が多いのですが,この塗る麻酔をおこなうことでチクッとする痛みが和らぎます.
お問い合わせ
神田ふくしま歯科
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03−3251−3921
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歯周病が進行して歯を支えている周囲の骨が吸収することがあります。こういった吸収が進行してしまうと、通常の歯石を取る作業では歯石を完全にとることができないと報告されています。
進行してしまった歯周病の歯石を取るためには歯周外科治療を行います。そして、骨の吸収が大きい場合は、吸収した骨を回復させる骨の再生治療をお勧めしております。
歯周病が進行して歯を抜くことにならないようにするには歯周病の進行を抑えるだけではなく、骨を回復させると有利になります。
歯周病が進行して歯の周りの骨がなくなってしまうと歯が揺れてきてしまったり、さらに進行すると歯が抜けてしまったりします。歯が抜ける前に吸収してしまった骨を再生させるのが骨の再生治療です。
骨の再生治療は、骨を誘導する材料と、人工の骨を使用して、ご自身の骨ができるようにします。1回の処置時間は90分ほどで行います。
骨の再生治療に関する詳しいご説明は別のページに記載させていただいております。ご興味のある方下記のリンクページをクリックしてご覧ください。。
また、骨の再生をお考えの方は無料カウンセリングを行っておりますのでご利用ください。無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積もりのお渡しをいたします。
骨の再生治療に関するお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6F
03-3251-3921
~骨の再生治療の注意~
骨の再生治療は保険外診療となります。当院では骨の再生治療1回の処置で4~6本の骨の再生治療を行いますが、22万円(税込)かかります。
骨の再生治療は、完全に元の骨の状態に戻せるわけではありません。このケースのようにある程度骨の回復をさせたとしても、完全に歯の揺れが止まらない場合は、歯の揺れを止めるために連結固定をします。固定が必要があることが多いです。
骨の再生治療は外科処置となります。骨の再生治療後に炎症を起こしたりしないよう、外科治療前にしっかりと歯茎の炎症を取ることが必要になります。
歯ぐきの再生治療や骨の再生治療を行う場合,歯が揺れてしまっていると再生が行われない可能性が高くなります.そのため、治療前にの揺れている歯を周囲の歯と固定して揺れなくします.
歯の揺れを抑えてから歯ぐきの再生治療や骨の再生治療を行います.
歯周病が進行してしまった場合、歯が揺れてしまいます。歯が揺れてしまっている場合、歯周病の進行がさらに早くなります。そのため、歯の揺れがひどい場合は、揺れている歯を周りの歯とワイヤーや仮歯でくっつけて束ねることで歯の揺れを抑えます。
歯の揺れが収まったところで骨の再生治療を行います。歯が揺れていると歯の周りの骨ができないため、しっかりと固定をします。
歯の揺れている場合は、しっかりと固定しないと歯茎が下がってしまったり、骨の吸収が進行してしまう事があり、審美歯科治療を行う場合に歯茎の位置が安定しなかったり、矯正治療後の歯の固定を考える必要な場合もあります。
固定をしたままメンテナンスに入る場合は、歯ブラシがしにくくなりますので,定期的にメンテナンスにお越しいただいてクリーニングを行う必要があります。
歯の固定に関してのページ
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お問い合わせのお電話は営業時間中にお受けしております。
営業時間中はお電話が混雑する事もございますのでメールでのご相談もお受けしております。
~骨の再生治療の注意~
骨の再生治療は保険外診療となります。当院では骨の再生治療1回の処置で4~6本の骨の再生治療を行いますが、22万円(税込)かかります。
骨の再生治療は、完全に元の骨の状態に戻せるわけではありません。このケースのようにある程度骨の回復をさせたとしても、完全に歯の揺れが止まらない場合は、歯の揺れを止めるために連結固定をします。固定が必要があることが多いです。
骨の再生治療は外科処置となります。骨の再生治療後に炎症を起こしたりしないよう、外科治療前にしっかりと歯茎の炎症を取ることが必要になります。
あなたが歯周病にかかって、歯の見た目が悪いのを気にされている場合の審美歯科治療
歯周病にかかってしまった方は、体験されていると思いますが、歯周病が進行した前歯は治療後も見た目がわるくなってしまいます。
歯の間に隙間ができ、歯並びがわるくなってしまっているのではないでしょうか。
歯周病治療の目標として、単に歯周病菌を除去するだけでなく、歯周病で吸収した骨を再生させ、また、歯が揺れないように固定することで、歯周病の将来的な予防をすることができるようになります。
歯周病が進行して歯が揺れてしまっている方の審美歯科は前歯を綺麗にしながら、連結して固定する方法をとります。オールセラミックの連結固定という方法で見た目も合わせて改善します。
歯周病が進行して、歯の間に隙間ができまた、歯が揺れてしまっています。
歯と歯の間の骨がなくなり始めています。
骨の再生治療を行い6ヶ月の経過を見ている状態。
審美歯科治療の注意
お写真のケースでは、前歯6本のセラミックをオールセラミックを連結して治療しております。
また、歯周病が進行し骨の吸収が起こっていた部分は骨の再生治療を行っております。
セラミック治療や、骨の再生治療は保険外診療となります。このケースでは、オールセラミック治療1本11万円(税込み)が6本で66万円(税込み)かかりました。また、骨の再生治療では22万円(税込)かかりました。
審美歯科では、完全にご希望の形にすることが難しい場合もあります。
糖尿病だと歯茎が腫れやすくなってしまうと言う事を聞いた事がありますか?
糖尿病は歯科治療の結果を悪くしてしまいます。歯茎の再生治療、歯周病治療、インプラント治療,矯正治療、など歯茎の炎症があると治療の結果を長持ちさせる事が難しくなってしまいます。
そのため,糖尿病の方は歯科治療と平行して糖尿病の治療を行う必要があります。糖尿病の方でも炎症が起こっていないのであれば問題が無いので、適切な清掃状態を保ちながら治療を進める事で、歯科治療の結果を良くする事は可能になります。
また、糖尿病の方は歯周病が重度に進行してしまう場合が多く、治療期間がかかってしまう場合や、治療の効果が出にくい場合もあります。そのため、糖尿病の方には短期間に歯周病菌を減少させる歯周内科治療をお勧めしております。
歯周内科治療はお薬で歯周病の原因菌やカビを取り除く方法です。従来の歯周病治療のようにお時間がかからないのが利点になります。歯周病治療の補助療法です。(これだけでは治りません。)
歯周内科治療によって、歯周病の原因菌やカビを短期間に除去することができますので、歯茎の腫れば引き締まり、また、歯周病の問題のある部分の歯石を歯周内科後に取る際も、体の内部に細菌が侵入して感染を起こすリスクも低くなりますし、腫れにくくなります。
歯周内科に関しては下記のリンクページに詳しい内容を記載させてただいておりますのでクリックしてご覧ください。
歯周内科のページ
糖尿病になると免疫反応が低下して炎症が起きやすくなったり、血流が悪くなって傷の治りが悪くなってしまいます。
1.糖尿病になると何故傷が治りにくくなるのでしょうか?
①身体の細胞は生きていくために、エネルギーが必要で、それがブドウ糖です。
②血液中のブドウ糖を細胞に受け渡す重要な役目をすい臓から分泌されるインスリンというホルモンがおこないます。
③糖尿病の患者さんはこのインスリンが不足したり、上手く働きません。
④そのために血液中にブドウ糖が沢山あるのに細胞に届かず、栄養不足に陥った細胞の働きが低下してしまい、傷の治りがおそくなります。
⑤そのうえ栄養不足の細胞をほっておいたら一大事だと、身体は筋肉などのたんぱく質を削って、これをブドウ糖に分解し、血液中に放出します。
でもインスリンが足りないのですから細胞には届かず、血液中のブドウ糖はますます余って、血糖値だけが高くなっていきます。
「充満の中の飢餓」という悪環境に陥ってしますのです。
⑥細胞はお腹をすかせて弱ってしまい、そのうえにたんぱく質はどんどん分解され、自分の身体を削ってしまうので、傷の回復が進みません。
2.外科処置の予後にご注意を!
そのため、抜歯、歯ぐきの手術等の外科処理をする際に、治療後の傷が治りにくく、感染を起こしやすいため、健康なかたの治療にくらべて、特別な配慮が必要です。
特別な配慮とは通常よりも何度か多めに歯科医院に通っていただき、処置をした場所が回復していく経過をきめ細かく見守り、消毒などの必要な処置を行うことです。
3.歯周病菌に感染しやすい?
糖尿病の患者さんは歯周病にかかりやすく、炎症が広がりやすく、しかも治りにくいことがわかっています。
これは免疫機能が低下するため、細菌感染を起こしやすくなるからです。
歯周病は細菌感染によって起きる病気で、そのために糖尿病のかたは歯周病になりやすいのです。
さらには血糖値の高い血液中で糖化ヘモグロビン(HbA1c)という糖と結合した粘着性の赤血球が増えると、血液どろどろとなり、流れが悪くなり、酸素の供給が妨げられるため、炎症の治りはますます遅くなります。
4.歯周病のせいで糖尿病が悪化?!
又近年では歯周病が糖尿病に悪影響を与えている事、そして歯周病の治療をする事が、糖尿病の改善にも役立つ事も明らかになっています。
未だなぞも多いのですが、近年の研究では歯周病になると血糖値のコントロールを邪魔する毒素が出ることがわかってきました。
歯周病菌が免疫機能と戦って死んだ死骸からは「内毒素」という毒素が出ます。
その毒素が血液中に入って血糖値を悪化させているのではないかというのです。
血液中の毒素は内臓脂肪や肝臓を刺激して「TNF-α(腫瘍壊死因子)」という物質を産生させます。
このTNF-αはインスリンの働きを鈍らせ、細胞がブドウ糖を取り込んで消費する邪魔をしてしまうのです。
この結果血糖値はが上がります。
つまり歯周病にかかると糖尿病を悪化させている可能性があるのではないか。
実際に歯周病を患っている糖尿病の患者さんが、歯周病の治療をしたら、
「血糖値が下がった」という研究結果も報告されています。
歯周病菌や歯周病菌の出す毒素が悪影響を与えているのではないかという研究結果は
糖尿病に限らず、
心筋梗塞、動脈硬化、肺炎、低体重児出産等さまざまの全身疾患との関係がとりざたされています。
5.歯周病予防
① 毎日のブラッシングを丁寧にすること
② 半年に一度は歯科医院で定期健診をうける
プロの技で歯周ポケットに隠れた歯石やプラークもきれいにしてもらいましょう。
注)空気を嫌う歯周病菌にとって歯周ポケットの中はとても居心地の良い場所です。
あなたの歯周病は初期の歯周病でしょうか?重度の歯周病でしょうか?
歯が揺れてしまっている場合や、歯茎が退縮してしまっている場合は、中程度から重度の歯周病である可能性が高いです。
進行してしまった歯周病の方は、歯茎の内部に歯石などの細菌の増殖する住みかができてしまっていると思われます。細菌の住みかを中心に歯茎の内部で歯周病の炎症が悪化しますので、しっかりと歯茎の中の細菌を取り除く必要があります。
ただ、重度な歯周病の方もまずは歯ブラシの状態が良くないと、歯石を取っても10日で元の状態に戻ってしまうと言われています。歯ブラシをしない人はほとんどいらっしゃらないのですが、しっかりと磨けている方は意外に少ないです。まずはブラッシングのチェックをすることが重要になります。
神田ふくしま歯科では、歯周病の検査をした後、歯周病のポケットが4ミリ以上ある部分は特にしっかりと歯茎の中の歯石をおとりします。お痛みがある場合は塗る麻酔を塗ったり、それでも効かない場合は麻酔の注射をして歯茎の中の歯石をしっかりとおとりします。
超音波と手で細かいところの歯石も取るようにしています。
歯茎の中の歯石をお取りしないと炎症が引かず、また歯周病がさらに進行してしまうためしっかりと歯石をとる必要があります。歯石は歯の根っこにこびりついていますので、削り落とすことが必要になります。また、細菌の出す毒素が歯の根っこに入り込んでしまっておりますので、歯の根っこから毒素を取り除きます。ガリガリと歯の根っこを触ったり、エルビウム・ヤグレーザーを使用して根の表面の毒素を取り除きます。
歯周病の治療をお考えの方は歯周病のページをご覧になってください。歯周病の詳しいページは下記のリンクページとなりますので、クリックしてご覧ください。
また、ただいま歯周病治療に関して無料カウンセリングを行っております。歯茎や骨の再生治療を行う場合は保険外診療となります。無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積りのお渡しをいたします。
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当院では、外科的な処置を行った後ボルタレンのジェネリック薬品の処方を行っております.(ジェネリック薬品は基本的にボルタレンと同じ成分のお薬です.
アスピリン喘息の方の場合,アスピリン以外にも喘息に影響が出やすいという痛み止めがあります.ボルタレンも喘息に影響があると言われています.
そのため、アスピリン喘息の方は、当院で通常使用しているボルタレン・カロナールなどの酸性非ステロイド性 消炎鎮痛剤という種類の痛み止めを使用することができません.
アスピリン喘息の方は、比較的安心と言われている、タイレノールAを処方させていただきます.
かなり安心と言われている痛み止めの、エモルファゾン(商品名ペントイル)に関しましては、当院での処方ができないために、かかりつけの先生に処方していただくことにさせていただくよう考えています.
アスピリン喘息の既往のある方は必ず問診票にその旨を記載してください。
歯ぐきの再生治療を希望されれる方は外科的な処置を行いますので、アスピリン喘息の経験のある方は痛み止めをタイレノールにさせて頂いております.
歯ぐきの再生治療に関しましては下記のリンクページをクリックしてご覧ください.
歯ぐきの再生治療のページ
また、歯ぐきの再生治療を希望される方はただいま無料カウンセリングを行っております.無料カウンセリングは御予約制となりますのでお電話ください.
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歯茎をめくってみると大きな黒いものが見えます。
これが歯茎の中の歯石です.非常に固くて取りにくいのですが、しっかりと残さずに取る必要があります。
歯茎の中の歯石はかなり強くついているため、通常の歯石の取り方では取り残しが多いことで知られています。しっかりと目で確認して歯石が残っていないように確認する必要があります。
歯茎の中の歯石は外科処置でないと取れない事も多くあります.歯茎の中の深い部分に入っている歯石を取るためには、しっかりと麻酔をしていたくないようにしてからお取りしています。
歯茎の中の歯石は歯ブラシをがんばっても取り除く事はできませんので,歯周病の治療をしっかりとしている歯科医院に通院される事をお勧めします。
歯周病に関しての治療は下記のリンクページに詳しい内容を記載させて頂いております.歯周病の治療をお考えの方は下記のリンクをクリックしてご覧ください.
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歯周病が進行してしまって歯の周囲の顎の骨が吸収してしまった場合、吸収した骨が回復してくれれば歯周病の問題が解決します。
完全に吸収した骨が回復したらよいのですが、重度の歯周病などは完全な回復は難しいでしょう。ただ、歯を抜かないでよい程度に骨が回復する可能性がある場合は骨の再生治療を行うことをお勧めしております。
骨の再生治療を行っているときの写真です.
歯周病で歯を支えている骨が無くなってしまうと写真のように骨と歯の間にくぼみができます.くぼんでしまった部分に骨ができるように処置をします.
通常こういった骨の吸収のある歯の骨の再生に関しては、骨を誘導する物質と、スペースを維持する人工の材料を使用します.骨の吸収度合いによって使用する材料が変わります.
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骨の吸収が大きい場合,処置をするのにお時間がかかる場合があります。通常は1時間程のお時間で処置が終わります.処置後は、抗生剤、痛み止めを飲んでいただきます.
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骨の再生治療は保険外診療となります。当院では骨の再生治療1回の処置で4~6本の骨の再生治療を行いますが、22万円(税込)かかります。
骨の再生治療は、完全に元の骨の状態に戻せるわけではありません。このケースのようにある程度骨の回復をさせたとしても、完全に歯の揺れが止まらない場合は、歯の揺れを止めるために連結固定をします。固定が必要があることが多いです。
骨の再生治療は外科処置となります。骨の再生治療後に炎症を起こしたりしないよう、外科治療前にしっかりと歯茎の炎症を取ることが必要になります。
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営業時間
11:00~20:00 (水木土は18:00まで)
昼休み
14:00~15:30
休診日
日曜日、祝日
歯周病ですが、なんとかして歯を抜かずに残したいという方へ。
前歯の歯周病が進行してしまうと、歯が揺れて動くようになってしまうことがあります。
歯が揺れてきてしまうと、多くの場合歯を抜く治療が選択肢として出てきますが、骨の再生治療や、歯の揺れの固定をすることで歯を残せる場合もあります。
今回は、前歯が歯周病で揺れて動いてしまったている状態を、骨の再生治療と歯の固定で治療したケースを紹介いたします。
歯周病の初期治療が終了した後の状態。
前歯3本の骨が重度になくなってしまっていました。前歯の1本は特に揺れが大きく、動いてしまっています。
歯ブラシがだいぶ上手になってきました。なんとか歯を残したいという気持ちでしっかりと歯を磨かれているのかと思います。
仮歯をつなげて歯の揺れを止めました。
歯ブラシは上手になってきましたが、歯周病で一旦吸収してしまった骨は、それだけでは回復しません。
レントゲンの見方は分かりにくいとおもいます。
スポンジ状のモヤモヤと白い部分が顎の骨になります。歯の根っこの周囲に白いのが無い場合は骨がなくなっている状態と判断します。
左側2番目の前歯です。
仮歯を外した状態。
歯の周囲の骨が増えたためか、歯の揺れが少なくなりました。
本人のご希望もあり、歯を抜かずに揺れていた歯を残すことにしました。
歯の周囲の骨の量は増えました。歯の揺れも少なくなりました。
歯が揺れないように周囲の歯と連結した仮歯を入れています。
人工の骨を入れて骨の再生治療を行いました。上のレントゲンより、白いモヤモヤしたものが歯の根っこの周囲に増えた感じがわかるでしょうか?
先ほどのレントゲンと比較していただいて、白いモヤモヤが増えたのがお分かりいただけるでしょうか?