インプラントをして、歯も入ったこれで終わった。と安心される患者様も多いのですが、残念ながらそれで終わりではありません。
せっかくイプラントを入れたのにインプラントがダメになってしまった。ということが起きないためにもアフターケアをしっかりと行ってください。
インプラントは機械ですので、車と同じように定期的に悪くなっていないかの確認をする必要があります。悪くなってしまっても車のように部品交換でなんとかなる場合もあります。
インプラントは、定期的にレントゲンなどで周りの骨が吸収していないのを確認する必要があります。
当院では1年に一回のレントゲンによる確認と、3か月に一度のクリーニングをお勧めしております。
一度インプラントに炎症がおこると元に戻すのが困難なため、予防することが重要になります。インプラントの上にのせている歯が外れたりゆるんで動いたりしてしまった時はすぐに、連絡していただいています。
また、歯周病の歯が残っている場合は要注意です。歯周病菌にインプラントが感染してしまわないように歯周病を治して再発しないようにすることが重要です。インプラントが動くようになってしまってからでは手遅れとなる場合が多いです。
インプラントの周囲に歯周病が発生してしまった場合は、早期にインプラント周囲の洗浄、抗生剤の投与で回復させることができます。
また、インプラント周囲の骨の吸収が大きくなってしまった場合でも、インプラントを除去せずに骨を再生させれる可能性も出てきました。
インプラントの歯磨き
インプラントが複数本ある場合、歯の部分をつなげることが多いのですが、歯と歯の間の部分の歯ブラシが難しくなります。ブリッジ専用の糸楊枝やサイズのあった歯間ブラシを使用していただくなどの対策が必要になります.
糸ようじなどを上手く使うことと、定期的に歯科医院でメンテナンスされるといいでしょう。